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今治タオル

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今治タオル

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File 04

今治タオル

品よくやさしくなるために
妥協しないことを誓います

#名産品 #産業技術 #お土産
今治タオル

「今治タオル 本店」の長いカウンターを彩るのは、赤、青、白のブランドマークカラーの細い糸

その名を名乗るためならば
「妥協」なんて文字は無い

気候や水などの自然に恵まれ、古くから綿織物で栄えた今治。明治時代にはタオルの生産が始まり、今や「今治タオル」は世界にその名をとどろかせるトップブランドです。
人気の理由は、何をおいても品質。独自の高い品質基準を満たす商品だけが、「今治タオルブランド」を名乗ることができるのです。吸水の良さ、脱毛の少なさ、破れにくさなど品質試験は12項目も。高品質をキープするため、チェックに妥協の文字はありません。

今治タオル

実際の品質検査と同じ方法で、吸水性を確かめる実験。実験用のタオルを落とした途端、1秒で沈み始める速さ。

「5秒ルール」を語らずして
今治タオルは語れない

例えば吸水性なら、タオル片を水に浮かべて5秒以内に沈み始めれば合格です。これが世に言う今治タオルの「5秒ルール」。「今治タオルLAB(ラボ)」で検証してみました。
いざ、実験開始!
結果は5秒どころか、水に入れるやいなや沈み始め、みるみるうちに底まで到達。多くの今治タオルが約1秒、遅くても2秒ほどだそうです。製造時の糊(のり)が残る不合格品や洗濯時に柔軟剤を使いすぎたものは、ずっと水面に浮いたままでした。

聞けば(一財)日本タオル検査協会の定義は60秒以内とのこと。なのになぜ5秒?
思わずたずねると、サラリと返ってきた一言は「丁寧なものづくりをすれば、クリアできるからです」。
ハッとしました。根拠は自信なのです。気負いや挑戦ではありません。いつも通りのことを、これからもずっと、という「誓い」のようにも感じられました。

今治タオル

明治・大正期のタオル織機でタオルを織る体験もできます。

世に出た後も手は緩めない
猛追!抜き打ちチェック

そして無事「今治タオルブランド」として売り出されても、抜き打ちチェックが待っています。まれに起こる製造ムラを見逃さないため、毎月ランダムに全国のどこかの店で商品を買って検査。問題が見つかれば原因究明・改善までやりぬきます。

そんな容赦ないチェックにも「手抜きをしなければ良いだけのこと」と、作り手は静かに誠実に向き合います。もはや悟りの境地。己を律し、厳しさを受け入れるからこそ、人をやさしく包むタオルができるのですね。

今治タオル

向かって右から左へ、柔らかい順に並ぶ白いタオル。ぜひ触れてみて。

違いがわかる通(ツウ)な
あなたに、こんな楽しみ方を

「今治タオル」は100を超える企業が集まってできたブランドです。誰かの小さな手抜きで、ブランド全体に傷がつくことも。そうならないように、みんなが足並みを揃えて守っているのです。頭が下がります。

そして複数の集合体なので、商品の個性も実に多彩。その証拠に、「今治タオル 本店」の大きな棚を埋める白いタオルはすべて異なる商品です。一見同じでも、触れるとそれぞれの違いに驚きます。違いを見極めあなたの「推しタオル」を決めて、スマートに指名買いをしてみませんか?

こぼれ話

教えて!タオルソムリエ

タオルソムリエにききました。大切なあの人に贈るタオル

贈り物にフェイスタオルをと思い、タオルを熟知する「タオルソムリエ(*)」に相談しました。すると「男性に贈るなら、ひげが引っかからないように、柔らかすぎずしっかり弾力のあるものはどうですか?」。なるほど!思いがけないポイントに目からウロコ。「女性ならぜひ肌にやさしいものを。ひねりをかけない糸を使ったタオルは摩擦が少ないですよ。色は化粧の色移りが目立たないくすんだピンクもおすすめです」。こんな気遣いで選べば、あの人もきっと感動するはず…。タオル選びならぜひタオルソムリエを頼りましょう!
(*タオルソムリエ:今治商工会議所と今治タオル工業組合による資格試験。試験は年齢など制限が一切無く誰でも受験可能。)

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